やっと真冬並み、熊本市で初霜・初氷

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県内は17日夜から18日朝にかけ、放射冷却のため各地で冷え込みが強まった。熊本地方気象台は17日午後10時すぎ、熊本市で初霜と初氷を観測。初霜は平年より28日遅く、2011年に並んで1903年の観測開始以降最も遅かった。初氷は平年より21日遅い。

同気象台によると、18日朝の県内は19カ所全ての観測地点で今冬の最低気温を観測し、阿蘇山上は氷点下7・6度、阿蘇乙姫同7・0度、高森町同6・0度、熊本市同2・2度など。いずれも真冬並みだった。

同市中央区黒髪の立田山憩いの森にある湿生植物苑の池では同日朝、水面に氷が張り、散歩道は霜で真っ白に覆われた。ウオーキングをする人たちは、毛糸の帽子や手袋などで寒さをしのいでいた。気象台によると、19日は寒さが緩むが、来週後半から再び冷え込みが強まるという。

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