【社会】 ドラえもん作画担当の母親を「500万円詐欺」刑事告訴へ、「息子は著名な漫画家」で信用

1:2014/10/25(土) 08:48:30.76 ID:

“ドラえもん作画担当の母親を「500万円詐欺」刑事告訴へ 「息子は著名な漫画家」で信用”

人気漫画「ドラえもん」の作画担当として知られる漫画家の男性(46)の母親で、
健康機器販売会社「グラン・メディカル」(千葉県)の社長(72)に、代理店契約をめぐる保証金名目で
500万円をだまし取られたとして、千葉県内の男性(72)が週明けにも詐欺罪で警察当局に刑事告訴することが
24日、関係者への取材で分かった。社長は「息子は著名な漫画家で資金力があるから大丈夫」と話し、信用させていたという。

関係者によると、千葉県の男性は平成21年12月、知人の紹介で知り合った社長から、ラジウム鉱石を使い
健康増進を図る個室型の「ホルミシス健康ルーム」(約400万円)などの販売代理店契約を持ちかけられた。
500万円の保証金を支払えば、自身が売らなくても同社の販売成立ごとに報奨金として約43万円が受け取れるほか、
他の代理店が販売した場合にも約31万円が得られるという契約で、社長は「絶対に損をさせない。必ずもうかる」と説明したという。

男性は22年1月に契約を結び、500万円を支払った。だが、契約直後から社長と連絡が途絶えがちになり、
報奨金が振り込まれることは一度もなかった。

保証金500万円は3年後に返済される契約だったため、男性は25年春に返還を要求した。
だが、同社は営業を停止しており、昨年7月に保証金の返還を求める訴訟を東京地裁に起こした。
地裁は会社側に返還義務があることを認め、返還するよう勧告した。

社長は40年以上前からネットワークビジネスを手がけ、近年は会社を設立しては事業を休止することを繰り返している。
他にも同様の被害を受けた人が複数いるとみられ、男性は「息子が有名な漫画家ということで信用した。金を返してほしい」と訴えている。

産経新聞の取材に対し、社長は「金を返す機会がなかった。返すと言っているのに、向こうは次々に要求額を上げてきた。
自分の方が迷惑している」と詐欺疑惑を否定した。漫画家は藤子・F・不二雄氏に師事し、ドラえもんの作画を担当。
「母のことであり、私にはやましいことはない。自分のあずかり知らないことで、コメントのしようがない」と話している。



2014.10.25 05:07
http://www.sankei.com/affairs/news/141025/afr1410250004-n1.html

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