西原村に9500万円寄付

本当にありがたい話ですね。

熊本地震で被災した西原村を支援しようと、東京の農場主が、9500万円を村に寄付したことが17日分かった。被災者が住む仮設住宅の入居期限は最長2年のため、村は安価に入居できる災害公営住宅の建設を計画しており、寄付金はその資金に充てる意向。

日置和彦村長によると、寄付者は東京都稲城市の男性(88)。男性は西原村出身の知人などを通して深刻な被害状況を知り、5月に災害寄付金として1千万円を寄付。その後も1千万円から2千万円の額で寄付を重ね、総額が9500万円に達した。

村では1200棟を超える住家が全半壊し、700~800戸が解体される見通しという。被災者は高齢者が多く、仮設退居後、住む家の確保が大きな課題になる。村はそうした世帯を対象にした災害公営住宅の建設計画に着手しており、男性の寄付金を役立てたいとしている。

計画では、災害公営住宅は村内3カ所に長屋方式で建設。全体で約40世帯の入居を想定している。日置村長は「談話室も設け、入居者が日に1回は一緒に食事をするなど、顔の見える施設にしたい」と話している。

=2016/08/18付 西日本新聞朝刊=

引用:西原村に9500万円寄付 東京の農場主 災害公営住宅資金に [熊本県]

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