水前寺「見る・知る」旅を 熊本商高生がプラン

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熊本市中央区神水の熊本商業高校の生徒が、
近くの水前寺かいわいの活性化をテーマにした課題研究に取り組んでいる。

週3時間の授業「マーケティング実践」を選択する3年生38人。
水前寺周辺は、水前寺成趣園を中心に学習教材にもなるスポットが豊富なことから、
修学旅行や親子での学習旅行の誘致による活性化プランを作った。

13日には、地元のまちづくり団体関係者らを招いてプラン提案会を開催。
童話「星の王子さま」を翻訳したフランス文学者内藤濯[あろう]の文学碑や、
夏目漱石らの句碑がある上江津湖一帯、熊本洋学校教師館ジェーンズ邸、夏目漱石第3旧居、成趣園などを巡った。

生徒たちは、手書きのパネルなどを使って各所を案内。
ジェーンズ邸では米国人教師ジェーンズに関する○×クイズを出したり、
成趣園にある古今伝授の間では着物姿でお茶のサービスをしながら歴史を解説したりするなど趣向を凝らした。

「水前寺には、四季折々の美しい自然などを『見る』楽しみと、歴史や文化を学ぶことができる『知る』楽しみがある」と
情報処理科の緒方恭晟さん(18)。
同校は来年度以降も水前寺の課題研究を継続する方針で、
緒方さんは「地域活性化に向けて、後輩たちにもしっかり受け継いでもらいたい」と力を込めた。

また、生徒たちは県産食材を使った3種類のスイーツも考案。
中央区神水のケーキ店「パティスリーアイチロー」の協力を得て作った試作品を参道商店街で販売した。
スイゼンジナのクリームをはさんだチョコレートケーキなどで、今後、一部改良を加えた上で同店でも販売される予定。
商業科の澤田佳奈さん(18)は「自分たちが考えたレシピが形になってうれしい」と笑顔だった。

提案会に参加した水前寺活性化プロジェクトチームの田中雅代さん(52)は
「若い人たちが水前寺に興味を持ってくれたことは心強い。まちづくりの未来にもつながるはずだ」と期待していた。

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